パタゴニア ボトムタイツ|キャプリーンとメリノ選び

パタゴニアのボトム・タイツ・アンダー

パタゴニアのキャプリーンは2015夏より大幅に刷新されました。
現在、デイリー(旧シルクウェイト)・ライトウェイト(旧キャプリーン2)・ミッドウェイト(旧キャプリーン3)・サーマルウェイト(旧キャプリーン4)となっています。

一ガイドとしての選び方

私は主に、夏山はキャプリーン1(現デイリー)とキャプリーン3(現ミッドウェイト)などを使っています。とくにキャプ3はブーツトップなので、小屋での寝巻きにもなってますw 
冬はキャプリーン4(サーマルウェイト)もいいです。
そして、トレラン用タイツ。こちらはピッタリしていますので、足のサポートにもなっています。沢登りのベース肌着としても使っています。
冬場と春山では、もっぱらピトンボトム(タイツ)です。メリノも時々。以前はR1のタイツタイプがありましたが、現在ピトンのほうが軽くて脚上げも良好です。こちらは、ほぼ2レイヤーにして軽量化させています。
肌着の厚さと山の暑さに迷いますが、そのときの山の気温や高さなどに応じて、パンツとの組み合わせです。たとえば、キャプ1ですこし風が吹く稜線歩きがあるのなら、ガイドパンツのような厚めの生地で防風性もあるパンツを選ぶ、あるいは、暑いの前提で、上部でアンダー利用なら、クライミングパンツのような薄いパンツにキャプリーン2のボトムなど軽量な予備をもっていく、など組み合わせを変えています。


キャプリーンボトムタイツ

サイズは従来のサイズ(アジアンフィットではない)ですが、素材も毎年変化しています。現在従来のポリエステル素材と、軽量に特化したポーラテック素材がありますので、使用目的に応じて選んでみて下さい。シャツの素材を合わせる必要は無く、下半身のお望みどおりに!

 

薄くて軽い!キャプリーン・ライトウェイト・ボトム


キャプリーンの中で最も軽くて薄いライトウェイトのタイツです。従来のキャプリーン2とは全然違います!わずかMs96gというのもかなり使えるミニマムアイテムですし、予備装備としても活躍してくれそうです。

 

春秋用|キャプリーン・ミッドウェイト・ボトム


こちらもキャプリーン3が、まったく風合いを変えてミッドウェイトになっています。裏地はグリッドパターンでキャプリーンサーマルウェイト(4)に近いですが、着心地や厚みが違っています。Msで175gと軽量化。春秋ベースで広く使えそうです。

 

冬はこれ!キャプリーン・サーマルウェイト・ボトム


キャプリーン4が軽量化されたサーマルウェイト。今季のタイツはMsで138gと軽量化。しかし保温性は維持しています。今季は、ノーマルのボトム意外にも、スノーブーツに対応した丈の短いブーツレングス・ボトム、そして、いわゆる「ツナギ」であるワンピーススーツもラインナップ!

 

メリノ・ベースレイヤーボトムタイツ

今季からのメリノも雰囲気がかわりました。ボトムも刷新です!

 

春秋利用から冬の低山でも|メリノミッドウェイトボトム


キャプリーンとの混紡で耐久性と速乾性を強化。タイツとしては使いやすい厚さのミッドウェイト。Msで211g。メリノのタイツはミッドウェイトからとなっています。(現在ライトウェイトはありません)

 

保温性重視なら|メリノサーマルウェイトボトム


メリノウールの最厚のサーマルウェイトのタイツです。Ms263gは軽量。

 

メリノを愛する人へ|メリノエアボトム

こちらも縫い目のない、通気性抜群のメリノエアのタイツです。フーディとあわせてメリノエア装備で山を歩いたらどれだけ快適なのかを試してみたいです(笑
着心地はかなりよく、通気性があるので、保温性がほかのメリノよりも落ちます。行動派向けですね。Ms176g