膝痛を攻略する|スポーツ向け膝サポーター選び方

 

膝が痛い!そんな人はたくさんいることでしょう。私もそうですが…
毎日サポーターをつけて仕事をすることも日常となったわけで、そんなサポーター生活者のために、今回は膝のサポーターについてクローズアップしてみたいと思います。


膝サポーターの選び方とポイント

自分の膝痛について知る

膝のサポーターを選ぶ場合に、まず自分の膝のどこが悪いかを把握しておいてください。
膝のお皿なのか?お皿の上?下?左右?、膝の内側?お皿の中?
それも、常時痛いのか?歩くと痛いのか?正座すると痛いのか?使い続けると痛いのか?天気が悪いと痛いのか?
分からなければ、病院で検査し、状態を把握しておくことです。

膝サポーターの特徴/メリット・デメリット

サポーターといってもたくさん種類がありますが、大きく分けて、3種類だと思います。
@膝にくるりと巻くタイプ
膝が痛い!巻く膝のサポーター
A切れ目が無い、履くタイプ
膝が痛い!履く膝のサポーター
B巻くタイプと履くタイプのコンボ
膝が痛い!強力固定の膝のサポーター

@巻くタイプの膝サポーターの特徴

巻くタイプは固定力が自在ですので、しっかりサポートできます。膝や膝回りの脚の大きさによって微調整ができますし、きつく締めたり、緩めたりということが可能で、何かと便利です。自分の膝の形状にぴったりとフィットできるものを見つければ、最高のサポート力を発揮します。
デメリットは、サポーター同士をマジックテープなどで留めることが多く、生地が重なってごわついて動かしたときに違和感が出る可能性がある、ということでしょう。

 

A履くタイプの膝サポーターの特徴(サポートタイツも含む)

履くタイプの大きな特徴は、なんといってもフィットの良さにあります。隙間もなくフィットするので、違和感は少ないでしょう。調節をする必要もなく、靴下やタイツを履くように膝にサポーターを履くだけで簡単です。最近はサポーター付きのサポートタイツを使うアスリートも少なくありません。
デメリットは、靴を脱がないと脱ぎ履きしにくいこと、サポート力が巻くサポーターほど強固ではなく、脚のサイズが合わないと、緩かったり締め付けすぎたりして調節がきかないということです。また、長期使用すると、緩んできますので、歩いているうちにシワになってしまったりサポート力が落ちてきたりします。

 

Bコンボタイプの特徴|怪我したときの強固なサポート

膝を痛めたり靭帯損傷などで絶対に膝を保護したい場合は、このコンボタイプのサポーターが強力です。

 

動きが激しいときは履くサポーター、痛み優先なら巻くサポーター

一概にはいえませんが、登山や他のスポーツなど、激しい動きを続けるときには履くタイプのサポーターがよいかと思います。逆に、膝の痛みが強くて、どうしてもサポート力を上げたいのなら巻くサポーターがよいでしょう。
激しく動くし、痛みもあるので強くサポートしたいときはどうしましょう?
私は登山中で膝の痛みをカバーするのに、下山時に巻くタイプのサポーターをしています。下山では、ずれにくいのです。
仮に、履くタイプのサポーター(サポートタイツなど)を使って、さらにサポート力を上げたい場合は、その上に巻くタイプのサポーターを付けるという手もあるのですが、かなり血行を悪くしそうです。
私もよくやっていますが、そんなときは、キネシオの伸縮テーピングを膝のところにビューンと張ってあげるんです。テーピングなら、巻かない限りまったく血行を阻害しませんし、筋肉のサポートをしてくれます。この上から、サポーターがベストでしょう!