足首の捻挫は誰もが経験するところです。私は子供の頃から捻挫がクセになってしまい、今では足首がゆるゆるです。
足首のカナメとなっている筋肉は、いったん伸びてしまうと、もとに戻らないそうです。それが原因で、筋力が落ちると、すぐに転んだりするとか・・
足首のサポーターは他の部位とちがってちょっと厄介です。なぜなら、サポーターを巻くと、靴が履けなかったり、暑苦しかったりで、使えたものじゃありません。
なので私は、キネシオ(伸縮性)テープを活用します。
キネシオテープの良いところは、サポーターよりも密着していて、より強力な保護ができます。
しかも、薄いので靴を履いてもまったく問題ないです。
暑苦しさもさほどなく、効果絶大!
とくに、山では、ローカット系のシューズなどを履く場合などは、最近は必ずキネシオテープを巻くようにしています。
ローカットシューズでなくても、長時間の登山や長い下りが続くようなときは、足首の捻挫予防のためにもキネシオを巻きますね。
歩き方が悪かったり、筋力が続かなくて転びやすい人には
とにかく効果絶大ですからやってみてください。
用意するのはこれだけです。
キネシオテープ70mm
はさみ
キネシオロジーテープは通常のテーピングと違って伸縮性がある通気性の高いテープです。
50mmがよく好まれるようですが、足首のサポーターとしては、70-75mmの幅広がいいです。
私は膝の予防や腰のサポートにも70mm(75mm)を使っていますが、サポート力の差が歴然で、50mmなんてもう使っていません。
消耗品なので、なにかもったいないような気もしますが、大事な足をまもる道具ですし、他の足首サポーターの面倒くささなどを考えると、断然お得だと思っています。
さて、問題のテーピングの巻き方ですが、メーカーや書籍などでいろいろ紹介されていますが、やたらにテーピングを消耗するやり方が多いです。
消耗品だとはいえ、しょっちゅう使う身とすればなるべく節約しつつも、サポート力がある巻き方がいいですね。
これは最も簡単で、オーソドックスな巻き方です。フィギュア8的でアーチサポートもしてくれます。
30-40cmくらいを1枚使います。
テーピングを真ん中から破って折り目をつけて接着面を少し出します。
土踏まずのちょっとカカト寄りあたり(個人差あります)から、テープを引っ張りながら張っていきます。
ちょうどアキレス腱あたりに廻るくらいでテープの左右が交差するくらいになります。
ポイントは、足の外側のテープから巻いたほうが捻挫予防の固定力があります。
また、テープの一番端っこは引っ張らないで張ります。
先の1枚巻きの前に短いテープでいったん足の左右のブレを固定します。
着地が不安定な場合の矯正にもなるので、登山などでは非常におすすめです。
20-30cmと30-40cmの2枚です。
両方とも真ん中から紙を破って張りやすくします。
短いほうを、すこしカカト寄りの位置から、引っ張りながら張ります(足は90度)
そして、長いほうをすこし土踏まずの中心付近にずらして、引っ張りながら8の字に巻いていきます。
これは、ピップ社の動画を見てもらうと分かりやすいです!
これは、あくまでも捻挫予防や歩き方の矯正などに役に立つテーピング方法です。
実際に捻挫したときなどは非伸縮テーピングで固定すべきですし、巻き方も違ってきます。
ご参考までに!