剱岳山頂に直接突き上げる、ダイレクトなコースです。夏山ルートで剱岳に登ったら、次はこのコースを目指してもいいと思います。急峻ではありますが、楽しくも充実した登山をすることができるでしょう。恐れることはありません。見た目は派手ですが、それほど難しいルートではありません!剣沢をベースに、源次郎から登り、別山コースを下り、ぐるっと回ってくる形となります。岩場が歩ける方であれば、あとは体力勝負です。いったん剣沢の雪渓を下りますので、軽アイゼンを用意します。源次郎の取り付きからは、T峰までずっと急です。登り終えると、すばらしいパノラマ。U峰では、30mの懸垂下降が待っています。ここは源次郎尾根の見せ場となります。尾根を登り続けて、頂上にそのまま到達します。感動も大きいでしょう。下山には別山尾根を落石に気を着けながら下ります。
北アルプス 剱岳 源次郎尾根
2024年 8月7日(水)〜9日(金)未定
バリエーション
体力★★★★
技術★★★★
定員2名限定
コース
1日目:立山室道(12:00頃)…別山乗越…剣沢 宿泊
2日目:…剣沢…源次郎尾根…剱岳(2999m)…別山尾根…剣沢 宿泊
3日目:別山乗越…室堂
※宿泊は剣沢小屋又は剣山荘(2泊各2食+お弁当付き)
※ガイドは剱沢で合流または解散の場合もあります
※コースタイムは10時間ほどみていますので、下山後の宿泊も想定しています
ガイド料金62000円
総費用目安(室堂帰着)/円(2名の時1人あたり)
※総費用(ガイド料を含む)は参加人数に応じて増減します
ルート
あくまでもバリエーションルートですので、夏山のように歩きやすいとまではいきません。また、落石などの危険も伴いますので、岩場歩きなどある程度されている方向けです。
装備
靴 | 岩稜歩きに適した登山靴、アプローチシューズ。 |
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雨具 | 上下セパレートの防水透湿性のあるレインジャケットとパンツ。 |
ザック容量 | 20-30l程度(軽量化) |
下着(上下) | 朝晩は冷えます。ウールやポリエステルの厚手のタイツとシャツを!小屋も寒いです。 |
防寒具 | フリース、インナー・ダウンなど。ベストなどは腕の動きを妨げませんので、重ね着として活用しましょう。行動中というよりは、小屋などでの使用率が高いかも。 |
保温ポット | 夏でもオススメ。0.3lくらいの軽量なものがベスト。稜線上では風が吹いて寒いことも。水は大目にもっていきます。 |
手袋 | ポリエステル製などの保温グローブを用意します。また、岩稜歩きとしては、指抜きの革グローブが最適。 |
ウェア | 通気性のよい長袖。暑い場合にもアンダーも長袖がいいです。パンツは脚上げのよい伸縮性のあるもの。 |
着替え(宿泊用) | △:小屋ではシャワーが使えます。縦走中は常に背負いますので、なるべく多く持たない方向で。 |
着替え(入浴用) | ◎:下山温泉入浴用。(室堂ターミナルにコインロッカーあり) |
ヘッドランプ | ◎:未明に出発します!電池は新品に入れ替え。 |
ストック | △ 登山口からしばらくは使えます。下山でもほしいです。縦走中は使いませんので、ザックからはみ出るような収納幅が長いストックは不適。 |
サングラス | ◯ |
レインスパッツ | △:軽量化の観点からいえば不要 |
行動食 |
◎ 2日分の動食+非常 |
そのほか | 常備薬 日焼け止&リップ 保険証 ペーパー・ビニール、地図コンパスなど |
備考 | 両日宿泊ともシャワーができます。 |
アイゼン・ギア類 |
軽アイゼンかチェーンスパイク ハーネス ヘルメット 環付カラビナ2 スリング120cm 下降器セット(確保器) |