フリースの基本|パタゴニア R1・R1フーディ

パタゴニアのフリース、R1

R1といえば、私個人としては、もういまさら言うまでも無いほどの、基本的なウェアです。山にはR1(あるいはR1フーディ)、至極当然系です♪ 


パタゴニアのフリースでも一番目に選ぶのはR1でしょう

まずはここから!|R1プルオーバー

生地はグリッド構造(エンボス)であり、これがR1の最大の特徴といえ、通常のフリース生地とちがい通気性にすぐれ使用範囲をひろげています。
さらに、プルオーバーはスリムフィットデザインにより中間着の中核として威力を発揮してくれます。プルオーバーのジッパーは長めでベンチレーションも快適。チェストポケットもナイスな使い心地です。
パタゴニアのフリース、R1
前期より素材がポーラテック化しましたが、機能は向上はすれど、まったく変わっていません。
とくに目新しいデザインでもなく、ファッショナブルな感じでもなく、いたってシンプルです。
お値段も消費税であがってしまいましたが、8年前に私が買ったときは2万円弱でしたから、ずいぶんと下がってますね。それは、コスト削減もありますが、環境にダメージを与えないようにするために、無駄な余り布を出さないような、あるいは余分な資源を使わないようなシンプルなデザインで設計されているからです。
内側のグリッド構造によって通気性も抜群ですが、R2よりも風の抜けが防げます。
ピッタリとフィットする感じでムダがないです。胸ポケットも使いやすいし。プルオーバーのジップは長めにとってあり、ミゾオチくらいまで下げられますから、汗の換気も非常にいいですね。
パタゴニアのフリースR1
自然にあたえるダメージはデザインでほぼ決まるといいます。
そのうえ資源面だけではなく、さらには、衣服を作る工場の労働者環境、輸送距離などのエネルギー、販売環境にいたるまで一環して地球に敬意を表するパタゴニアの姿勢が、R1には見え隠れしてなりません。。
シンプルではありますが、すでに「日常生活の冒険」をするにはありあまる機能性があるのです。

 

 

先鋭的な使えるアルパインフリース|R1フーディ


R1フーディは、いってみればバラクラバ(目出し帽)が一体となった画期的ウェアです。
こと、「山岳」においては、この上なく重宝します。
通常、フィールドでは強風など寒い状態に備えて帽子やバラクラバをザックのトップかジャケットのポケットに入れておきますが、その場合、どうしても歩を止めないとかぶることができません。
このR1フーディなら、歩きながらの装着が可能です。いつでもどこでも、忘れることもありません。
真夏の暑いとき以外は快適です。
パタゴニアの先鋭的フリース、R1フーディ
裾などのデザインも若干長めにとってあったりと、R1プルオーバーとの作りの違いがあります。
フィッティングはR1とほぼ同じですが、フーディの部分のフィットを確かめたほうがいいかもしれませんね。
フードが不用な夏などには、かえって邪魔になることもあります。
手首も親指を入れる甲までカバーしていますが、グローブがピッタリすぎると、はめにくいかも。。
裾もフィット性が高く、パンツとの相性はよし!やる人向け!
初心者や夏山登山専用ならプルオーバー(ノーマル)のほうが使いやすいですよ。また、キャプリーン4フーディというのもあります。

 

参考記事

ナノパフとR1・R1フーディについて

 

R1フルジップ・ジャケット

R1のフルジップ。ちょっと本来のR1的な使い方と異なり、アウターやカーディガンなどのような目的で作られていますかね。
キャプリーンなどとの組み合わせにより、フルジップのほうが使いやすい場合もあります。

 

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