装備軽量化アレコレ|登山を快適に楽しむための軽量化対策

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登山をはじめたばかりの若者が増えつつある昨今ですが、装備がバッチリ決まっています。
そして、その装備を担いでいるんだか、担がれているんだかわからないような重装備をした人もチラホラ。
わかります、その気持ち、そしてもうちょっとすると、めっちゃ荷物担ぎすぎている自分に気づくことも…
そう、登山と人生は、荷物が軽いほうが景色を見る余裕が生まれて、山を感じれるんですよね♪


登山装備軽量化|山を快適に楽しむ8つのやり方

まず持って行く癖をなくす(心配性をなくす)

人の傾向として「快適・便利」が優先になっているのは仕方がないことです。しかし、持ち物がすくなくても、心の持ちよう、「快適」とおもえる尺度をひろめればいいわけです。それによって、仮になくても別に済んでしまう装備がないのかをチェックします。
今一度リストを確認して必要かどうかを検討してください。
登山をかさねるごとに、荷物は減る傾向にありますが、人によっては一向に改善しない方も多いとおもいます。

 

不用なものを見つめる

必要と思っている、というか思い込んでいるものって、意外にあったりするものです。
あれ、それ、要らなくね!?

行動中に出し入れしないウエストポーチ
履かなくてもよいサンダル
必ず残る食料
1回分でよいのに丸ごともってくる化粧品類
寒いかもしれないので何枚もあるウェア
雨具やオーバーJKT以外のアウター
使いもしないダブルストック
何かに備えてもってくるサブザック
泊数分の着替え
使えもしないTポイントカードや会員カードが詰まった分厚い財布
メガネやサングラスより数倍重いメガネケース
癖といっしょに持ち運ぶ電気髭剃り
つけてるだけで暑くなるレインスパッツ

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このようなものは、実は無くてもそれほど差し障りなかったりします。

 

装備はすべて計量器で計る

持っている登山装備をとにかくすべて計ってみてください。
どの荷物がどのくらいの重さなのかを認識しておくことが、荷物の全容をつかむ上で重要です。
一つ一つの重さを軽量してメモしてみてください。そうるすことによって、どのくらい重いのかを実感できると思います。
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軽い装備を選ぶ

持ち物を根底から見直します。
ザック、シューズ、レイン、シュラフ、食器類、衣服・・・
一つ一つの軽量化を時間をかけてでも目指していきましょう。
工夫もできます、例えば、ザックの不用な部分や背面パネルをとって軽量化させる、食器類は最小限、レトルトの容器や袋・蓋を代用するなど。
これから購入する物は、何でも重量を意識して選びましょう。

 

食料を軽量化する

重い食料ほどおいしいものです。
なので、とかく食をいいものにしようとすると、必然的に重くなります。
とはいうものの、カロリーメイトやSOYJOYのようなものばかり持っていっても飽きてしまいます。
食料選びにはメリハリとバランスです。軽量化においては、1回分をセットにします。
とくに行動食などは、袋や容器が無駄にかさばります。ゴミが最小限になるように、あらかじめ必要なものをジップロックなどにまとめていれておきます。
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小物・化粧品類・ファーストエイドを軽量化する

小さな容器に小分け・無駄な包装を捨てる
化粧品や日焼け止めクリームなども、小分けケースが100円ショップなどで売っていますから、それに数回分だけもっていくようにしましょう。
私はジップロックを多用しています。密封性と使い捨て可能な強力な軽量化アイテムです。
また、ファーストエイドの中身もかんがえ、マキロン1本とかエアーサロンパススプレーとか無駄になるものを極力変更することです。私の場合、FAセットはそれでも妥協できないものがあるので、軽量化用(バリエーションなど)とノーマル用(縦走など)と二つ作っています。
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衣類は兼用と専用を作る

タマに着替えを泊数分持っている人をみかけます。 こうなると、長い縦走になればなるほど重量が重くなります。なので、着替えにおいては、寝る時用という専用のをつくっておきましょう。 また、兼用するものは、たとえば、雨具を防寒具として使うなどです。コレに加え、山小屋(水場がある)などでは、着替えを洗濯してしまうというのも手です。今の山小屋とアンダーの速乾力があれば、乾燥室ですぐに乾きます。

余計なカメラ機材などはもっていかない

私も以前はカメラ小僧でした。体力がある頃は、三脚やレンズを持ち歩いていましたが、荷物が重くなりすぎていました。 結局それが原因で疲れてシャッターチャンスを逃すということもわかりました。まず、夜景は別としても三脚は置いていきましょう。それよりもブレないシャッター技術を身につけたほうが懸命です。さらに、よくばってレンズを何本ももっていくと、どっちつかずの写真しかとれません。私はたいてい50mmか35mmくらいの短焦点1本に絞って持っていっていましたので、構図もどう取るべきかも鮮明で、そのときの被写体とレンズの画角で撮るものを決めていました。欲張りすぎると、コンセプトのない写真になってしまいます。 ※カメラが目的の場合は除きます。

 

ただし… 切り詰めてばかりでは切ないという場合は、 1個か2個、好きなものを持っていく、というルールを決めると良いと思います。 軽量化が進めば… 余分なカロリー消費が減ります(さらに軽量化) 余分な水分補給が減ります(さらに軽量化) スピードが上がり、迅速な行動となります(安全) 一石二鳥なのです。