パタゴニアの化繊アンダーウェアであるキャプリーンがリニューアルしました。
従来までのキャプリーン1・2・3・4というナンバー表記から、デイリー・ライトウェイト・ミッドウェイト・サーマルウェイトという名前になったんだけど…!
キャプリーンは生地自体がまったく新しくなったことに加え、デザインや細かな部分で使いやすく変更されています。
日常利用に最適。コスパ、強度、滑らかさがある。
従来よりも生地が薄くなった。4→3.7オンス・ポリエステル採用(
かなり使えるアンダーシャツに格上げ!
ナイントレイルズシリーズがキャプリーンクールトレイルと改名?
コットンのような肌触り
日常も山もランも快適です。
以前の肌着感を一新。完全に別物になっています。
極めて薄いグリッドナイロン生地は、滑りがよく軽い!そして、涼しい!
真夏のベースシャツとしてぜひともおすすめ。
親指ループ付。2.3オンス・ポリエステル採用
中途半端さがぬぐえなかったキャプリーン3を、まったく使えるマルチアンダーウェアに改良。
厚めのグリッド生地を採用し、ライトウェイトと同じく肌着感からの脱却。
キャプリーンの中でもっとも広範囲な季節に使用可能にして生まれ変わった。
親指ループ付。4.4オンス・ポーラテック・パワー・グリッド採用
基本生地の変更はなし。すでに完成されたサーマルウェイトのデザインは、キャプリーン4よりさらに軽量化され、ミッドウェイトよりも軽い。通気性が良い反面、起毛したグリッドにより保温効果も大!
親指ループ付。3.8オンス・ポーラテック・パワー・グリッド採用
今回もっとも目立つ改良がされたのがキャプリーン2ことライトウェイト。生地が従来のものから、薄くて引き締まったグリッド構造のものに変更された。薄く・そして軽くなったため、夏山のベースシャツとしてもっともお勧めしたい。UPF35のポリエステルは速乾性が高い。Msクルーで99g!
「中途半端な中厚手の肌着」からの脱却。こちらも生地がまったく新しくなった旧キャプリーン3であるミッドウェイト。
サーマルウェイトよりも重い4.4オンス生地はグリッド構造で、滑らか。重ね着も考慮されていてスキン系のアンダーやR1フリースなどアウターとの相性も良い。
春秋ベースで、オールシーズン使えるマルチウェアとして生まれ変わっている。
Msクルーで189g
マイナーチェンジしたキャプリーン4は、さらに軽量化されてサーマルウェイトとなった。生地に変更はなく、すでに完成度の高い厚手のベースレイヤー。
3.8オンス・ポーラテック・パワー・グリッド採用で裏地が起毛しているので暖かさは高い反面、通気性も抜群。軽いのも特徴的。ジップネックやフーディがおすすめ
Msジップネックで175g
UPF50の紫外線プロテクションを備えたもっとも扱いが楽なデイリー。
あまり変更ないのかな?と思っていましたが、見た目よりもかなり別物に変身していました。
フィット感と伸びがあり、夏山にもちょうど良いです♪
4オンスの生地はキャプリーン1より軽量化されMeクルーで170g。
実際に山登りなどのアンダーウェアとして着る場合、どのように選べばよいのかを紹介します。
まず、メリノベースレイヤーとの位置づけですが、これは好みなどもありますが、メリノが保温重視であるのに対し、キャプリーンはより汗をかくシチュエーションで威力を発揮します。
基本的には、ライトウェイト・ミッドウェイト・サーマルウェイトを、夏・春秋・冬、と位置づけてもよいのですが、こと登山やクライミングでは、重ね着をベースとします。
なので、あまり型にこだわらずに、自由に重ねて使えばよいと思います。
まぁ真夏は、ライトウェイトオンリーで十分でしょうが…
春秋などの涼しい(肌寒い)季節の場合は、ミッドウェイトで良いですが、中間着を兼ねてライトウェイト+サーマルウェイトでもいいわけです。
冬であれば、ミッドウェイト+R1などレギュラーフリース、あるいはサーマルウェイト+ナノエア・R2など中間着でも良いでしょう。
これはなかなか好みやスタンスがありますので、限定できませんが、
デイリー、ライトウェイトクラスのアンダーはクルーで十分でしょう。
ミッドウェイトやサーマルウェイトになると、「暑いとき」という状況がかならずでてきますので、ジップネックをおすすめしています。
初心者やアンダーウェアをあまりお持ちでない人は、まずはフーディじゃないほうが使いやすいです。
フーディはすごく便利な反面、「蛇足」となることも知っておきましょう。
選ぶ際には、フードのフィットを最優先にします。